『Tuttosport』は「元ブラジル代表MFエメルソンは、去就が注目されるFWアルバロ・モラタに忠告した」と報じた。

今夏の動きが不透明になっているアルバロ・モラタ。彼の契約にはレアル・マドリーによる買い戻し条項が付随しており、今夏3000万ユーロ(およそ37億円)が支払われればスペインに戻らなければならない。

ユヴェントスのGMを務めるベッペ・マロッタ氏もその状況については「難しい」と明かしており、今季限りでモラタが去ってしまう可能性も高いと言われている。

しかし、かつて同じようにユヴェントスからレアル・マドリーへと移籍した経験を持っているエメルソンは以下のように話し、退団する前によく考えろとモラタに忠告した。

エメルソン

「私はアルバロ・モラタに言いたい。ユヴェントスを離れてレアル・マドリーに戻る前に、2度考えろと。

レアル・マドリーは、あらゆる選手が夢見るクラブだ。私はその夢の場所に行ったことがあるし、その環境を知っている。そして、それがどれほどプレーするのに難しいところであるかも。

メンタリティという点で、あそこはイタリアと大きく異なっていた。最初の数ヶ月はそれで本当に苦しめられた。

なぜモラタに2度考えろと言うのか。そしてこの状況を気をつけて考慮しろと言うのか。

それは、レアル・マドリーは最高のクラブであるが、ユヴェントスは落ち着きを持っているクラブだからだ。その雰囲気やクラブの努力が、選手を守ってくれる。

マドリーでは違う。もし2試合点を取れなければ、そいつは不必要な存在だ、不要な補強だったと言われるのだ。

モラタは、ユヴェントスで手にしているような種類の対価を与えられることはないだろう」

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