22日、コパ・デル・レイの決勝バルセロナ対セビージャ戦がビセンテ・カルデロンで行われた。

今季のリーガで優勝したバルセロナと、UEFAヨーロッパリーグを制したセビージャ。「二冠」を目指す試合は両チームあわせて3人の退場者が出るなど激しい戦いとなったのだが、57分にアクシデントがあった。

0-0で迎えた57分、宙に浮いたボールをトラップする際、スアレスがハムストリングを痛めてしまったのだ。

ここまで公式戦で59得点をあげるなどゴールを量産してきたスアレス。このセビージャ戦がシーズン最終戦であったのだが、不本意な形でピッチを後にすることになった。

顔をしかめながらベンチへと下がるスアレス。そして…

ベンチに下がったスアレスはこみ上げてくる涙を抑えることができず、両手で顔を覆っていたのであった…。

どちらかと言うと狡猾なタイプであるスアレス。ピッチ上で感極まる姿などはあまり見ないが、充実のシーズンを送っていただけあってそれだけ悔しかったのだろう。

その姿を見たチームスタッフやイヴァン・ラキティッチはスアレスに声を掛け、優しく抱きかかえていた。

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