先日、今季の全日程が終了したスペイン1部リーグ。
ラージョ・バジェカーノは最終戦に勝利したものの、18位で降格が決定した。本拠地カンポ・デ・フットボル・デ・バジェカスで無念の結果に終わった後、パコ・ヘメス監督は静かに涙を流していた。
これは泣ける…。2012年からチームを率いてきたパコ・ヘメスは、降格が決まった後このように述べていた。
パコ・ヘメス(ラージョ監督)
「ファンたちが我々を罵倒するのは簡単なことだったはずだ。だが、そうする代わりにレッスンをくれた」
「悲しい瞬間だ。だが、誇らしい瞬間でもある。この10か月間、我々は取り組んできた。自分たち自身を救うために十分でなかったと感じている。
それでも、ファンや彼らの気高さを含めて全ての人々について本当に誇らしくに思う」
実際スタジアムを後にする彼に対し、ラージョファンたちからは「パコ、残ってくれ!パコ・ヘメスは降伏しない!」との声援が飛んでいた。
2010-11シーズン以来となる2部降格となったラージョ。パコ・ヘメスにはエスパニョール行きの噂もあるとされているが、果たして…。