『Gazzetta dello Sport』は「ACミランが、イングランド・フットボールリーグ・チャンピオンシップ(2部)のフラムに所属しているMFエメルソン・ハインドマンを狙っている」と報じた。
エメルソン・シェラス・ハインドマンは1996年生まれの20歳。アメリカのダラス生まれであるが、ポルトガル語の名前が付けられている。
祖父のシェラス・ハインドマンはサッカーの監督を生業としており、2008~2013年にFCダラスを指揮していた他、現在はグランドキャニオン大学を指導している。
2011年にダラスの下部組織からフラムへと移籍し、2014年にトップチームでデビュー。すでにフル代表に招集されたこともあり、昨年にはニュージーランドで行われたU-20ワールドカップでキャプテンも務めた。
高いテクニックを備えるセンターハーフとして知られており、今季はフラムで16試合に出場し初ゴールも決めている。
その価格については25万ユーロ(およそ3080万円)程度になっていると考えられており、本人が了承さえすれば非常に安い額で引き入れることが可能になるとも。
また、彼に対してはミランだけではなくセルティックやボルシア・ドルトムントも関心を寄せているとのことで、今夏のマーケットで注目の一人になりそうである。