今季のプレミアリーグを盛り上げたレスター。
その快進撃は序盤から終盤まで途切れることなく、ついには史上初となるリーグ優勝を成し遂げるまでに至った。
#lcfc squad to visit Thailand this week as part of title celebrations.
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— Leicester City (@LCFC) 2016年5月17日
そんなレスターが今季のリーグ戦で喫した黒星はわずかに3である。
同リーグでレスターの次に負け数が少ないのはトッテナムの6であり、そのことからもレスターの数字がいかに突出しているかが分かる。レスターがプレミアリーグで優勝できた要因は数多くあるが、「負けなかった」ことは間違いなくその一つであろう。
そんなレスターが喫した「3敗」という数字だが、実はプレミアリーグの歴史を振り返ってもかなり優秀な成績なのだ。
プレミアリーグ創設後、1シーズンを2敗以下で切り抜けたケースは以下の通りである。
【2003-04シーズン】
アーセナル
38戦26勝12分0敗
【2004-05シーズン】
チェルシー
38戦29勝8分1敗
【2008-09シーズン】
リヴァプール
38戦25勝11分2敗
20年以上の歴史を誇るプレミアリーグでも、1シーズンを2敗以下で終えたのはわずかに3チームのみだ。
2003-04シーズンのアーセナルは無敗優勝を果たしており、2004-05シーズンのチェルシーはわずか1敗でリーグを制覇。この時マークした勝ち点95は、プレミアリーグ史上最多のものである。
やはりこれだけ負け数が少ないとやはり優勝するのが自然な流れなのだが…2008-09シーズンのリヴァプールはわずか2敗ながらリーグ制覇を逃している。
この時優勝したのはマンチェスター・ユナイテッドであるが、黒星の数は4。それでも2位リヴァプールより3勝多く、リーグ優勝を果たしている。