『BBC』など各メディアは、「アフリカサッカー連盟(CAF)は、現在行われているU-20アフリカ選手権予選からウガンダを失格処分にすると発表した」と報じた。
先日、ケニアU-20代表の試合に出場した選手の半数近くが年齢詐称をしていたことが大きな話題になった。
ケニアU-20、なんと半分近くが年齢詐称だった https://t.co/SwLfaBWHk2 pic.twitter.com/dlDpAx4l1E
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年4月20日
しかし、アフリカ諸国ではこれらの問題は非常に多く、毎回大会が開催される度に訴えと処分が行われる。
そして、今回もその一つであるウガンダに違反が発見された形だ。
訴えが起こされていた試合は4月2日と23日に行われた予選ファーストラウンド、ルワンダ対ウガンダのセカンドレグだ。
2試合合計2-3で敗れたルワンダ側は、ウガンダの4選手(トゥムウェシギェ・フランク、アヒーブワ・ジェームズ、ルワリルワ・ハディド、キザ・マーティン)に年齢詐称があると訴えたのである。
結果としてはこの4名に年齢の違反を示す証拠は見つからなかったものの、アヒーブワ・ジェームズが2冊のパスポートを所有していることが発覚。
それは1998年5月19日、そして1997年3月27日と誕生日に相違があり、二つのプロファイルを使っていること自体がCAFの規定に抵触する形になった。
これによってCAFはウガンダに予選からの追放を言い渡すと共に、ルワンダにはセカンドラウンド進出の権利が与えられることになった。