病気や事故で手足を切断した選手が松葉杖をついてプレーするアンプティサッカー。昨年11月に行われた第5回アンプティサッカー日本選手権以来となる公式戦「第三回レオピン Copa Amputee」(特別協賛:湧永製薬株式会社、オフィシャルサプライヤー:株式会社エスエスケイhummel)が、5月14日(土)と15日(日)に大阪市の鶴見緑地球技場で開催される。

「第三回レオピン杯 Copa Amputee」は、花博記念公園鶴見緑地球技場で行われるアンプティサッカーの全国大会。

アンプティサッカーは、日本では2010年に始まった比較的新しい障がい者スポーツで、全国に8チーム、約80名がプレー。今大会には、63名がエントリーし、北海道と千葉、そして新チームの静岡が広島と合同チームを結成し、6チームで頂点を争う。

また、今大会には、アンプティサッカー選手としては初めてとなる女性選手も参加。小学生の人数も増えるようだ。

日本サッカー協会(JFA)は今年4月、障がい者サッカー7団体を統括する「日本障がい者サッカー連盟」を創設。アンプティサッカーに対する注目も徐々に高まっている。以下は日本アンプティサッカー協会副理事長で日本代表監督を務める杉野正幸氏はコメントだ。

「アンプティサッカーの選手たちは、先天的な障がいや、事故から九死に一生を得、アンプティに出会うことで、新たな輝きを取り戻したといっても過言ではありません。彼らが懸命にボールを追う姿を、是非見ていただきたいと思います。また、ネットでのライブ中継(特別協賛:湧永製薬 ※外部リンク)でもお楽しみいただけます」

■大会情報

日時:
2016年5月14日(土)10:15~17:30、5月15日(日)9:30~17:00

会場:
花博記念公園鶴見緑地公園

住所:
大阪府鶴見区浜1-1-37

最寄駅:
地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地」下車南へ徒歩5分

電話:
06-6915-4712

なお、大会の2日間、会場では実際に選手たちが使用するロフストランドクラッチと呼ばれる松葉杖を使いながらボールを蹴る体験会も同時開催。片足だといかにボールが蹴りづらいか、両足があるという当たり前のことがいかに大事なことかが分かる体験会となっている。

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