今夏にリオ五輪を控えるU-23日本代表は11日、佐賀のベストアメニティスタジアムでガーナと強化試合を行い、3-0で快勝した。

前半に同代表で初出場となった富樫敬真(横浜F・マリノス)がいきなりゴールを決め、FW争いに名乗りを上げたが、招集を免除されたこの男も負けじとやってくれた。

同日(日本時間12日)、先週末にオーストリア・ブンデスリーガ3連覇を達成したレッドブル・ザルツブルクは敵地で最下位グレーディヒと対戦。

この試合にザルツブルクの南野拓実が先発フル出場し、前半31分に同点ゴールを決めた。

自陣からのクリアボールを半身の体勢で前線に浮かせ、すぐに前を向き動き出した南野。味方のダイレクトでの落としを受け取り、そこから猛スプリントで一気にボックス内まで進出すると、最後はGKをよく見てゴール左隅へ流し込んだ。

南野のゴールは3月5日の同じくグレーディヒ戦以来、約2か月ぶりとなる今季10点目。海外2シーズン目にして自身初となる二桁ゴールを達成した。

試合は後半に逆転したザルツブルクが2-1で勝利し、敗れたグレーディヒは2部降格が決まった。ブンデスリーガは今週末、いよいよ今シーズンの最終節を迎える。

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