『Daily Star』は「リヴァプールの元コートジボワール代表DFコロ・トゥレは、EL準決勝で涙を流したことを告白した」と報じた。

木曜日に行われたビジャレアル戦で3-0と勝利を収め、ヨーロッパリーグのファイナルへと進出したリヴァプール。18日にはセビージャとの決戦を迎える。

この試合でフル出場し勝利に貢献したコロ・トゥレは、チームバスに乗っていたときに涙を流してしまったというエピソードを明かした。

コロ・トゥレ

「バスに乗ったとき、我々はストリートでファンと対面したんだ。僕は障害を持っている人がいるのを見て、泣いてしまったんだよ。

彼は歩くことさえ出来ないのに、情熱を持ってチームをサポートし、僕にいくらかの魂を与えてくれた。それは素晴らしいことだ。すごい。凄い感覚だ。

我々は、彼らのためにやらなければならなかった。これは明らかにファンのためのものだ。彼らのおかげで、違いを作り出すことが出来た。

ビジャレアルの選手たちも、あの夜のことは忘れないだろう。僕は15年間サッカーをやってきたが、僕が見たものは本当に素晴らしかった。

僕はこれまでもビッグマッチを戦ってきた。しかし、今回は――チームバスに乗っているときから試合が終わるまで、その一員であれたことが信じられないよ」

「(2006年、アーセナルでCL決勝を戦ったが、バルセロナに敗れたね)

まだあのことは覚えているよ。同じシナリオにならないことを願っている。我々が勝つことを望んでいるよ。

決勝戦は、僕にとって多くの意味を持つ。他の選手もそうだ。特に、これまで決勝でプレーできなかった選手たちにとって、それは本当に重要になる。

このクラブは毎年トロフィーを勝ち取るに値する。そして、監督は偉大な男だ。ピッチの上にいるとき、誰もが彼のために戦いたいと思っているんだ」

「(弟のヤヤが所属するマンチェスター・シティは敗れてしまったね)

凄いことになりそうだったんだけどね。父親は、ヤヤが勝てるように祈っていた。彼は兄弟のために祈っていると言っていたよ。

しかし、最終的には僕だけが突破した。そして、自分も兄弟のため、勝利を得るまで戦うよ」

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