アイヤワット・スリヴァッダナプラバ
(レスター・シティ副会長)
「私は、彼が二日酔いで練習に来たということを誰かから聞いた。それまで、そのようなことになっているとは知らなかった。
自ら彼と話しに行った。そして聞いたんだ。
『君はこのようにしてキャリアを終えたいのか? このようにしてここに居たいのか?
我々は君との契約を解除して、放出するだろう。これ以上いいキャリアを歩めるとは思わないことだ』
彼は、『人生をどう送って良いのか分からないんだ』と話していた。
このような大金を稼いだことは、今まで一度もなかったからだ。私は彼に尋ねた。
『君の夢は何だ? そして、人生はどのようにあるべきだと思っているんだ? ちょっと気をつけて考えてみてくれ。どのようにしてクラブの役に立てるのかについて』
そのあと、彼は酒を止めた。トレーニングにも一生懸命取り組み始めた。
彼のフィジカルは今ほど良くはなかった。ヴァーディが爆発的な進歩を遂げたことを知っている。しかし、我々はこれほどまでになるとは思っていなかったんだよ」
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