『AS』は「イタリアの名監督ジョヴァンニ・トラパットーニ氏が、バルセロナのサッカーはつまらないと話した」と報じた。
かつてミランやユヴェントス、インテル、バイエルン・ミュンヘン、そしてイタリア代表などを率いたことで知られるイタリア人監督トラパットーニ。2013年にアイルランド代表を退いてからはフリーエージェントの状態となっている。
彼はカテナチオの文化を受け継いだ守備的サッカーで知られ、それを武器に数々の栄光に輝いてきた。
古巣バイエルン・ミュンヘンとアトレティコ・マドリーの対戦に向けた取材に応えた彼は以下のように話し、(名前こそあげなかったものの)バルセロナのサッカーは眠たいと語った。
ジョヴァンニ・トラパットーニ
「私はその名前はあげたくないがね。しかし、世の中にはシュートも打たずに30分もボールをキープするチームもあるようだ。
それは、私を眠りへと誘ってくれるね!
比べて、ディエゴ・シメオネはポイントを取るために率直であるし、彼のインテンシティは目を見張るものがあるね。
彼のサッカーが醜いなどという言説は、まあ酷いウソだな。
チャンピオンズリーグ準決勝の結果についていえば、私の古巣でもあるバイエルンは、大きな挑戦に直面したときに成功を勝ち取れる。その強さを持っているよ。
シメオネ監督にとっては厳しい戦いになるだろうね。しかし、彼はそれができるだろう。濃密な90分間を期待しているよ」