答え
49.2014年のワールドカップで4位になったのは?
これは簡単な問題!2014年のワールドカップを制したのはドイツ代表。2位はアルゼンチン代表でした。3位決定戦を戦ったのはオランダ代表と母国開催のブラジル代表で、オランダ代表が3-0でブラジル代表を下し、2010年大会の準優勝に次ぐ好成績を残しました。
ブラジル代表は準決勝でドイツ代表に1-7で敗戦するというショッキングな敗戦から立ち直れないまま、4位で大会を終えています。
なお、イタリア代表はグループDの最終戦、ウルグアイ代表に敗れて3位となり、決勝トーナメントに進めずに大会を去っています。
50.アイランド・ゲームズは2年ごとに開催される。2015年のトーナメントを制したのは?
今回、絶賛解説したいのはこのアイランド・ゲームズですね~。正直、編集部Lも今回初めてその名を知った大会ですが、きっとこのクイズの解説を楽しみにしてくれている一風変わったユーザーもいるかと思います。そんなユーザーのために、編集部Lが“明日使えなさそうな知識”になりそうなアイランド・ゲームズについて全力で解説をお届け!
さて、このアイランド・ゲームズは設問の通り、2年ごとに開催される大会で国際アイランドゲームズ協会所属の24の島国の間で行われます。サッカーの大会ではなく、アジア大会のようなイメージで、このアイランド・ゲームズはホスト国が12~14の種目を選択して行われます。その種目は以下の通り。
- アーチェリー
- 陸上
- バドミントン
- バスケットボール
- ボウルズ(インドア、アウトドア もしくは ボーリング)
- サイクリング
- サッカー
- ゴルフ
- 体操
- 柔道
- セーリング
- 射撃
- スカッシュ
- 水泳
- 卓球
- テニス
- トライアスロン
- バレーボール
サッカーも当然のように含まれており、1989年以降、毎回競技に採用されているようです。
国際アイランドゲームズ協会に所属する24の島国は以下の通り(リンクはGoogleマップ)。
- オーランド諸島
- オルダニー島
- バミューダ諸島
- ケイマン諸島
- フォークランド諸島
- フェロー諸島
- フレヤ島
- ジブラルタル
- ゴットランド島
- グリーンランド
- ガーンジー島
- ヒートラ島
- マン島
- ワイト島
- ジャージー島
- メノルカ島
- オークニー諸島
- ロードス島
- サーレマー島
- セントヘレナ島
- サーク島
- シェトランド諸島
- ウェスタン・アルズ(アウター・ヘブリディーズ)
- アングルシー島
いやー、失礼ながら聞いたことの無い名前ばかりですね(笑)。
島マニアじゃないとわからないでしょう、これは!是非、リンクのGoogleマップに飛んで知らない島がどこにあるのか確認して欲しいところです。
さて、そんなアイランド・ゲームズですが、前回2015年大会はジャージー島で行われました(公式サイト)。全14種目トータルで3,000人のアスリートが参加したとのことです。ジャージー島の位置はコチラ。イギリスとフランスの間(英仏海峡)にある島ですが、ほぼフランスに近く、おそらく晴れた日はフランス領から眺めることができるはず。
全種目通じて最も多くメダルを獲得したのは地元開催のジャージー島。金メダルを50、銀メダルを54、銅メダルを29個獲得しました(合計133個)、2位はマン島、3位はガーンジー島です。
肝心のサッカーは上記24の島々の中から16の島がエントリー。男子サッカーを制したのはガーンジー島。決勝の相手はマン島で、3-0でガーンジーが勝利したようです。3位決定戦はメノルカ島とシェトランド諸島の間で行われ、メノルカ島が制しています。
2001年から種目採用されている女子サッカーは11チームが参加し、地元ジャージー島が制覇。決勝の相手はオーランド諸島でした。3位はゴットランド島。マン島に2-0で勝利しています。
なお、男子の通算優勝回数はガーンジー島とジャージー島が3回づつ。ワイト島とフェロー諸島がこれに続きます。FIFA加盟国であるフェロー諸島が圧倒的ではないのはそれはそれで魅力的な大会なのでしょう。
一方の女子はオーランド諸島とフェロー諸島が3回づつ制覇しており、2015年大会制覇のジャージー島とその前の2013年を制したマン島は共に初制覇でした。
ちなみに大会方式はトーナメントによる一発ノックアウト方式の模様。島で行われる競技のため、ホスト島がどこかで参加チーム数が異なっており、2013年大会はバミューダ諸島で行われたため、男子は4チーム、女子は3チームで争われました。
その他歴代得点王などの情報は英語版のWikipediaからどうぞ!
51.アーミー・ユナイテッド、エアフォース・セントラルFC、ポリス・ユナイテッドが存在する国はどこ?
タイのサッカーリーグことタイ・プレミアリーグは1996年に創立されました。現在はトヨタ自動車がスポンサーを努めており、トヨタ・タイ・プレミアリーグとも呼ばれているそう。
ACLでの対戦経験があるクラブのサポーターなら簡単な問題だったかもしれませんが、タイには上記の3つのクラブが存在します。まず、アーミー・ユナイテッドは現在もタイ・プレミアリーグに在籍しているクラブ。バンコクを本拠地とし、1916年に陸軍のサッカークラブ「ロイヤル・タイ・アーミーFC」として創設されました。2010年に現在の名前に改称しています。
エアフォース・セントラルとポリス・ユナイテッドは共に2015年は1つ下のカテゴリであるタイ・ディヴィジョン1リーグに所属。エアフォース・セントラルはその名の通り、空軍のサッカークラブとして1946年に創設されました。当時の名前は「ロイヤル・タイ・エアフォースFC」であり、1987年に行われた第一回のタイ・リーグカップの初代王者です。2004年以降は2014年を除いてディヴィジョン1での戦いを強いられています。
ポリス・ユナイテッドはタイ警察のサッカークラブ「ロイヤル・タイ・ポリス」として1960年に創設され、2009年に現在の名前に改称しました。プレミアとディヴィジョン1を行ったり来たりしているクラブです。
3クラブ共に日本人がプレーした経験があり、最も有名なのは元日本代表の西紀寛が2014年にポリス・ユナイテッドでプレーしたことでしょう。
52.2012年にMLSのモントリオール・インパクトと契約したミランのレジェンドは?
最後の問題は簡単だったかもしれません。答えは元イタリア代表DFのアレッサンドロ・ネスタです。
パオロ・マルディーニがミラン一筋でキャリアを終えたのは言うまでもないことです。フィリッポ・インザーギはミランで引退し、そのまま下部組織の監督に。その後御存知の通りミランのトップチームの指揮官になりました。クラレンス・セードルフはインザーギの前にミランの監督を務めており、現役を引退したのはブラジルのボタフォゴでした。
ラツィオの下部組織出身のネスタは2002年にミランに移籍。その後、2012年までミランに在籍し、数々のタイトル獲得に貢献しました。その後、MLSのモントリオール・インパクトに加入。1シーズンプレーし、現役を引退しました。
しかし、その後インド・スーパーリーグのチェンナイインFCで現役復帰。指揮官を務めていたマルコ・マテラッツィの要請であったといわれています。インド・スーパーリーグでも1シーズンだけプレー。現役を引退し、現在はNASLのマイアミFCの指揮官を務めています。