プレミアリーグでまさかの躍進をみせ優勝まであと一歩に迫っているレスター。その立役者のひとりといえば、フランス代表MFエンゴロ・カンテだ。

今季カーンからやって来た小柄なMFは、プレミアリーグの猛者たちを相手に圧巻のプレーを披露し続けている。ただ、そうなると引く手あまたになるわけで…。

そんななか、『The Sun』では彼の後釜候補の話題を伝えていた。

それによれば、レスターのクラウディオ・ラニエリ監督はカンテ退団に備えて、ある選手に狙いを付けているという。

それは、スポルティング・リスボンのポルトガル代表MFウィリアン・カルヴァーリョだそう。カンテより20cmほども上背がある、巨漢ボランチだ。

彼については、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドが興味を示してるとされてきた。ただ、その2チームの興味はカンテに移っているほか、アーセナルはグラニット・ジャカ(ボルシアMG)、ユナイテッドはレナト・サンシェズ(ベンフィカ)への関心を強めている。

つまりウィリアン・カルヴァーリョへの関心は薄まってきている。ただし、彼とスポルティングとの契約は2020年まであり、2000万ポンド(31.1億円)ほどの移籍金が要求される見込み。

カンテも売却されるなら同じ2000万ポンド程度にはなると思われるが、この額はレスターにとってはクラブレコードになる規模。敏腕スカウトであるスティーヴ・ウォルシュの方針とはだいぶ異なるように思えるが、優勝資金をビッグネーム獲得に投下する可能性はあるのだろうか…。

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