プレースピードが速い現代サッカーにおいて、瞬間瞬間のジャッジを下すのは難しいものになっている。

そんななか、プレミアリーグの主審が身に着けている“装備”について、『Dailymail』が伝えていた。

審判を助ける道具たちは、2ポンド(313円)のものから、2100ポンド(32.9万円)もするものまであるそうだ。

1.イヤホン

副審や第4審判からの情報を聞くことができる。スイスの『Phonak Communications』社製で、2番で紹介するマイクと合わせて280ポンド(4.3万円)ほど。

2.マイク

副審や第4審判との会話に使用。

3.ワイヤー

審判着の背中を通り、ヘッドセットとバッテリー(5番で紹介)をつないでいる。

4.ペン

自前で用意する。グラハム・ポールは鉛筆を使っていたし、ポール・ダーキンはBookie Pens(ミニボールペン?)を使っていた。

5.バッテリーとレシーバー

ヘッドセットにパワーを供給するもの。導入当初は電波障害が起きることもあったので、今では暗号化されている。フランスの『Adeunis』製で、価格は2100ポンド。

6.ポケット内のレッドカード

イエローとレッドを一緒のポケットに入れる審判もいるが、別々に分けている場合は、すぐにレッド(のみ)を取り出すことが出来る。プレミアリーグに審判着などを供給している『A&H International』では、どちらのカードも2ポンドで購入可能。

7.イエローカード

多くの審判はイエローカードの後ろに、ステッカーを貼っているので、警告を出した選手を書き留めることができる。ステッカーは毎試合後、貼りかえることも可能。