29日、『FourFourTwo』は「元リベリア代表FWジョージ・ウェアが、再び大統領選挙に立候補することを明らかにした」と報じた。
かつてモナコ、パリ・サンジェルマン、ミラン、チェルシーなどでプレーした伝説的なストライカーであるジョージ・ウェア。傑出した身体能力を武器に多くのゴールを奪い、アフリカサッカーの歴史上屈指の選手として記憶されている。
2003年に現役を引退した後は慈善活動などを行っていたが、2005年の大統領選挙に民主変革会議の候補として立候補し、現職のエレン・ジョンソン・サリーフに敗れている。
その後は日本のバリエンテ郡山の総監督に就任したりしていたが、後にクラブが不祥事にも直面して解散している。2009年にアメリカからリベリアに帰国し、その後政治家としての活動を本格的にスタートさせた。現在は上院議員を務めている。
現職のエレン・ジョンソン・サリーフは2017年に任期が終わり、憲法の規定によりそれ以上の留任は不可能である。
ジョージ・ウェアは支持者の前で以下のように語り、再び大統領選挙に挑む意志を明らかにした。
ジョージ・ウェア
「この集会は、我々の人々、我々の国の未来についてのものだ。
この10年、我々は救いがたい貧困、教育の欠如、医療システムの崩壊、ぼやけたインフラに悩まされ続けてきた。
皆さんのように、私も貧困に苦しんできた。しばしば学費を払うことが出来なかった」