フンセンカップをご存じだろうか?カンボジアにおける天皇杯のような存在で、カンボジアリーグ10チームに加え、全国の地方予選を勝ち抜いた14チームを合わせた計24チームが戦うカップ戦だ。

全チームが4グループに分かれてグループリーグを戦い、上位2チームが決勝トーナメントへ進出し国内チャンピオンを決めようというもの。カンボジア人のみが出場可能というレギュレーションがあり、外国人選手は出場できない。

そんな中で、日本人オーナーの元で奮戦しているカンボジアンタイガーFCがカンダール州代表相手に大仕事をやってのけた。

まずは、フンセンカップ第2節の試合結果を見てほしい。

フンセンカップ2016 第2節試合結果

カンボジアン・タイガーFC 18-0 カンダール州代表
スヴァイリエンFC 11-0 シアヌークビル州代表
ナショナル・デフェンス 21-0 ストゥントレン州代表
ボーウング・ケット・アンコール 12-0 プレイベン州代表
コンポンチュナン州代表 1-0 ボーウング・ケット・ユース(U-19)

野球のようなスコアが並ぶ中、「カンボジアン・タイガーFC 18-0 カンダール州代表」の内訳が凄かった。カンボジアン・タイガーのカンボジア代表FWスオン・ヴィラックが、15得点の大爆発!

得点を並べてみると以下のようになった。

41、45、58、59、60、69、80、81、83、84、85、87、88、90、90分 ヴィラック(カンボジアン・タイガーFC)

早速、編集部でコンタクトをとって動画を『Youtube』にアップロードをお願いしてもらった。

ゆるゆるなディフェンスではあるものの、ヴィラックがスピードに優れたドリブルで相手を圧倒している。後半だけで13得点をあげており3分強に一度ゴールを決めている計算になる。

ピッチを往復するだけでも疲れるんじゃないだろうか。恐るべしである…。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名