『Corriere dello Sport』は「インテルの会長を務めるエリック・トヒル氏の弟が、『パナマ文書』の中に暴露されていた人物の一人だった」と報じた。

先日大きな話題になった「パナマ文書」。タックス・ヘイブン(租税回避地)を使って多額の税金の支払いを逃れていた人物の名前が暴露されており、各国の有名人が名を連ねていたことで世界中のメディアを賑わせた。

サッカー界も例外ではなく、バルセロナのFWリオネル・メッシも関与を疑われており、それ以外にもUEFAがスイス警察の捜索を受けるなどしており、波紋が広がっている。

そして、インテルの会長を務めているエリック・トヒル氏の弟であるガリバルディ・トヒルも、この「パナマ文書」関連の事件に関与していたと暴露されている人物の一人だ。

さらに、記事によれば、この文書の中には元インテル会長のマッシモ・モラッティ氏、そしてエリック・トヒル氏の「どちらかが含まれている」とのことだ。

これらについてはまだメディアの報道に過ぎないものの、ここまで大きな話題になれば、書類に書かれている人物に対しては捜査のメスが入ってくることは想像できる。

果たして、それを受けることになるのはモラッティ氏なのか、トヒル氏なのか・・・。もちろん、どちらでもないという結末を願いたいところだ。

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