16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16、バイエルン対ユヴェントス戦。

ユヴェントス・スタジアムで行われた1stレグは2-2でバイエルンで勝利していた。敵地で2点のアウェイゴールを取っていたこと、さらには2ndレグをホームで戦えるということでバイエルンの優位に思われていたのだが、波乱のスタートとなった。

試合が動いたのは5分。

サミ・ケディラがバイエルンDFの背後にふわりとしたボールを送ると、ここにシュテファン・リヒトシュタイナーが走りこむ。すると、この日センターバックに入っていたダヴィド・アラバが問題なく対応としたのだが…


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ここにマヌエル・ノイアーが大きく飛び出しており、こぼれたボールがポール・ポグバのもとに。これをポール・ポグバがしっかりと詰め、ユヴェントスが開始数分で先制に成功した。

ノイアーといえば飛び出しを得意とする超攻撃的なGKとして知られており、これまでにも見ている者を唖然とさせるプレーでファンを沸かしてきた。しかし、この大一番では判断を誤り、この後の試合展開に大きな影響を与える先制点を奪われてしまった(連携面にも問題があったかも?)。

この後、試合はさらに予想外の展開を迎える。

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