シャーフ監督は昨季率いたアイントラハト・フランクフルトで長谷部誠、乾貴士(現エイバル)を指導し、同シーズン途中には来日も果たしている。そのことが今冬の山口蛍獲得に繋がり、ハノーファーには清武弘嗣、酒井宏樹と合わせて日本代表の3選手が集結することとなった。

しかし、クラブは山口と同時期に交渉していた元ドイツ代表FWシュテファン・キースリンク獲得に直前で失敗。代替としてシャーフ監督のブレーメン時代の教え子であるポルトガル代表FWウーゴ・アウメイダを獲得したものの、アウメイダは2月中旬のアウクスブルク戦で相手DFに肘打ちを見舞い3試合の出場停止を命じられてしまう。

それでも昨年11月に骨折した清武が先発復帰したアウェイでのシュトゥットガルト戦に勝利し、昨年から続く連敗を8でストップした際には残留に向けて巻き返しが始まるものと思われた。だがその後も清武が孤軍奮闘する一方で全く改善の兆しは見られず、シャーフ監督も山口を本人が「中学生以来」と話すトップ下で起用するなど迷走。

代表戦明けとなった2日のハンブルガー戦に0-3と敗れて5連敗を喫すると、2部降格が決定的になったことからクラブはシャーフ監督に見切りを付けた。

親日&知日派だった名将の解任は、日本人3選手の今後にどのような影響を与えるのだろうか。

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