先日行われたボリビア戦で、アルゼンチン代表としては史上2人目となる通算50得点を達成したリオネル・メッシ。
この試合では驚異の4人抜きドリブルに強引なまでの中央突破とあらゆるスーパープレーを見せてくれたが、キックオフ前にはこんなシーンがあった。
この時スタジアムでは国歌斉唱が行われ、ボリビア国歌に続きアルゼンチン国歌が流れていた。
会場からアルゼンチン国歌のメロディが聞こえなくなったことでボリビアの選手たちはアルゼンチン選手の方へと進み握手を求めたのだが、これにメッシが応じなかったのだ。
なぜなのだろうか?
実はアルゼンチンの国歌は5分以上あり、「世界で一番長い国歌」とも言われている。そのためこうした公式戦の試合前には編集した短縮バージョンが流されるのだが、ボリビアの選手たちは曲が鳴り終わったと勘違いしてしまったのだ。
南米の国歌は比較的長いものが多く、スタジアムの演出もしっかりしているとは言えないため、終わり方が中途半端だったりする。アルゼンチンの選手としては、もう少し気持ちよく国歌を聞いていたかったことだろう…。