『Times of Malta』は「警察がUEFA U-21選手権予選グループ1の試合で八百長が行われた可能性があるとして捜査している」と報じた。

該当の試合は先週の23日に行われたもの。マルタU-21は試合前の段階で勝ち点5。モンテネグロU-21は勝ち点6と拮抗していた。

マルタの街パオラにあるヒバーニアンズ・スタジアムで行われた試合は、前半18分にモンテネグロのDFネマニャ・カルテルが先制点を決め、そのまま0-1で終了している。

その後ベルギー戦にも勝利を収めたモンテネグロは、勝ち点6を重ねてグループ2位に浮上しており、プレーオフ出場圏内に入ってきた。

ところが、この試合におけるゴールについて、警察は何らかの意図的な力が働いていたのではないか、マルタの数選手が買収されていたのではないかという疑惑を持って捜査を進めているという。

詳しくは書かれていないものの、あるいはオンラインギャンブルの賭け金に不審な動きがあったのかもしれない。

マルタサッカー協会はこの捜査に対して全面的に協力を行うことを同時に発表しており、今後進展などが報告されることになるだろう。

なお、マルタではEURO2008予選のノルウェー戦で少なくとも3名の選手がクロアチア人フィクサーと接触していたことが明らかになっている。

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