『AS』や『Daily Mail』は「スペイン三大祭りの1つであるサン・ホセの火祭りが行われ、そこでバレンシアの監督ギャリー・ネヴィルの像が燃やされた」と報じた。
現地ではファジャスと呼ばれているバレンシアの火祭りは、毎年3月15~19日の日程で行われる。これは守護聖人のサン・ホセを祝うためのものだと言われている。
この期間中には街に多くの人形が飾られ、最終日には盛大なパレードが行われる。その夜中のクライマックスには、大きな火によってそれらの人形が焼かれることになる。
そして、どうやらその中にバレンシアの監督を務めているギャリー・ネヴィル氏、そして前監督のヌーノ氏が・・・
Gary Neville burnt at the stake in Valencia: https://t.co/7wc4gW1H1S #Valencia #LasFallas pic.twitter.com/D5IBUrpZfU
— AS English (@English_AS) 2016年3月25日
昨年12月初めにバレンシアの監督に就任したギャリー・ネヴィル氏。オーナーのピーター・リム氏にとっては友人であり、外国人であり、さらに監督経験もない人物とあって当然不安視された。
そして、懐疑論は現実のものとなり、就任からリーガでは全く勝てず2月14日のグラナダ戦まで3ヶ月白星なし。
その後3勝はしたものの、またこのところ調子を落としアトレティコ・マドリー、レバンテ、セルタ・デ・ビーゴに3連敗を喫したことで、降格圏までわずか勝ち点6という状況になった。
バレンシアのサポーターからは当然のことながら彼に対する批判はまた高まってきており、ネヴィル監督の立場はまさに炎上している状態だ。