『AFP』は「イラクの首都バグダッドの南にある街イスカンダリーヤで、サッカーの試合後に自爆テロが発生し、30名以上が死亡した」と報じた。
先日ベルギーで同時多発テロ事件が発生したことで世界に衝撃が走ったが、それからわずか数日で再び大きな悲劇が起こってしまった。
現場となったのは上記のようにイスカンダリーヤ。イスラム教スンニ派とシーア派が混在し、過去十数年間混乱に巻き込まれてきた街だ。
記事によれば、スタジアムでは地域のサッカーリーグが行われており、事件が起こったのはその終了後の午後19:00頃。
セレモニーが行われ、市長が勝者のチームにトロフィーを手渡していたところで、群衆の中にいた犯人が体に巻き付けていた爆弾を起爆した。
これによって少なくとも30名が死亡、65名以上が負傷したと発表されている。トロフィーを手渡していた市長も重傷を負い、病院に運ばれた後に死去したとのことだ。
犯行声明はまだ出されていないとのことだが、おそらくはISに関係するグループによって起こされたものではないかと推測されている。