『Afrik-Foot』は「コンゴ民主共和国リーグのプレーオフラウンドにおいて、観客が審判やスタッフを暴行する事件が発生した」と報じた。

日本でも有名なマゼンベが所属していることで知られるコンゴ民主共和国リーグ、通称“リナフット”。28チームを3グループに分けて行われたレギュラーシーズンが先日終わり、現在はプレーオフラウンドが開催されている。

事件が発生したのは3月10日に行われたモテマ・ペンベ対ドフィン・ノワールの試合終了後。0-0のスコアレスドローで90分が消化され、ホイッスルが鳴らされた直後、ホームのサポーターがピッチになだれ込んだ。

彼らは審判団を追い回して暴行を加えるとともに、スタジアムの施設を破壊。正面玄関の窓も破損させるなど、大規模な暴動を行った。

負傷した審判は警察に守られながら担架で運ばれ、ピッチを後にすることになった。

この襲撃については、メディアでは「計画的なものだった」と報じられている。

プレーオフの初戦でモテマ・ペンベはミューンガノに2-0で敗れ、先日監督のザヘラ・ムウィニー氏がトレーニング中に襲撃される事件も発生。その後監督は辞任を発表している。

モテマ・ペンベのサポーターは昨年にもASヴィータ・クラブとの試合中に大規模な衝突事件を起こすなど過激な行動で知られている。その際には45名の負傷者が発生した。

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