24日、欧州各地でU-21欧州選手権に向けた予選が行われ、グループ6では首位スペイン対2位クロアチアの上位対決が実現。
試合はスペインのホームで行われたのだが、0-3で完敗を喫した。
エクトル・ベジェリン、オリベル・トーレス、ジェラール・デウロフェウといったタレントを先発に起用したスペインであったが、36分と42分にそれぞれ失点し0-2で前半を終えると、後半開始早々に試合を決定付ける失点を許す。
ホニから送られたバックパスに、GKケパ・アリサバラガがショッキングなコントロールミス…。
前線からスティペ・ペリツァがプレッシングをかけていたとはいえ十分に余裕があったのだが、軽率なミスからボールを奪われ3失点目を喫した。
1994年10月生まれのケパは21歳。アスレティック・ビルバオの下部組織出身であるが現在はバジャドリーへとローン移籍中であり、今季は正GKとしてゴールを守り続けている。
U-19欧州選手権に向けた代表メンバーに選ばれるなど世代別代表の常連であるのだが、この大一番で大きなミスをしてしまった。
一方、スペインを破り首位に踊り出たクロアチアのネナド・グラチャン監督は「スペイン戦で選手たちは、クオリティと代表チームのシャツを着る責任を示してくれた」と述べている。