『Marca』は「スペイン代表監督を務めているビセンテ・デル・ボスケ氏は、契約が満了となる今年7月末以降も監督を務める可能性を示唆した」と報じた。
以前、今回のEUROを最後に職を離れるという意向を示していたデル・ボスケ氏。年齢も65歳となり、スペイン代表での指揮も6年目となっている。
しかし今回のインターナショナルマッチウィークに向けたインタビューにおいて彼は以下のように話し、求められれば続けるかもしれないと語っている。
スペイン代表は前々回、前回大会で史上初の2連覇を達成。今回優勝を果たせばそれをさらに伸ばすことになり、連盟もデル・ボスケ氏の維持に動くかもしれない。
なお、デル・ボスケ氏は現在103試合を指揮しておりこれは歴代スペイン代表監督の中で最多。勝率も78%で、これも6試合以上指揮した監督の中ではもっとも高い値である。
ビセンテ・デル・ボスケ
「(スペイン代表との契約は7月31日で満了になる。その後は?)
我々は、その時に将来についての話をすることになるだろう。私は常にスペインのサッカーを助けようとする。何処にいてもね。
もちろん、私は彼らが必要とするのならばここにいるだろう。どんなことがあっても、私はスペインサッカー連盟、そして代表チームを阻害するようなことはしたくない」
「(アリツ・アドゥリスは親善試合で使う?)
私たちは、2ヶ月先に待っている大会に向けたメンバーを作るため、ストライカーを決めなければならない。我々はスペイン代表のために最善であると思われることはなんでもやる。
ある選手に180分を与えるようなアイデアはない。アドゥリスについては、我々はアスレティック・ビルバオでやっていることをやってくれ、と頼むだろう」