『Express』は『イングランド2部のリーズ・ユナイテッドは、元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロを監督として招へいすることを検討している」と報じた。
かつてプレミアリーグでも好成績を残したリーズであるが、現在は2部を戦っており、今季はこれまで11勝14分け12敗の13位。昇格の望みはほぼない状況となっている。
オーナーを務めるマッシモ・チェリーノは、かつてカリアリを所有していたことで知られるイタリア人オーナー。2014年にそれを売却した後リーズの株式を購入した。
過去の犯罪歴によってオーナー資格を停止されるなどのトラブルがあったものの、昨年会長兼社長として認められ、本格的にオーナーとしての活動を始めている。
今季はドイツ人監督のウーヴェ・レズラーを迎えてシーズンをスタートさせたものの、12試合でわずか2勝と低迷したため10月に解任し、その後スティーヴ・エヴァンズ氏を招へい。
それからは11勝9分け8敗と成績は改善されたが、チェリーノ氏は先週ハダーズフィールド・タウンに4-1と敗れたことで憤慨しており、監督の解任を考えているという。
そして、その後任として考えられているのが、オーナーと同じ国出身のファビオ・カンナヴァーロ氏であるのだという。
Leeds could turn to FABIO CANNAVARO when they sack Steve Evans https://t.co/cFAwZ4nQ3e #lufc pic.twitter.com/apbTfpnKr6
— Express Sport (@DExpress_Sport) 2016年3月23日
チェリーノ氏がオーナーとなってからの2年間、リーズはブライアン・マクダーモット、デイヴ・ホッカデイ、ダルコ・ミラニッチ、ニール・レッドファーン、ウーヴェ・レズラー、そしてスティーヴ・エヴァンズと6名の監督を雇ってきた。
このような場当たり的な手法に対してサポーターからは批判が相次いでおり、チェリーノ氏に対してはチームから離れるよう求めるバナーも掲げられている。