先週行われたACLで、アジア王者である広州恒大を相手に2-2と引き分けた浦和レッズ。

20日、Shonan BMW スタジアム平塚に乗り込みJ1の1stステージ第4節を戦ったのだが、興梠慎三が奪った追加点が美しかった。

55分、湘南GK村山智彦からのフィードを槙野智章がカットすると、拾った宇賀神友弥が武藤雄樹へとくさびのパス。

すると武藤はヒールで後方へと流し、ボールを受け取った興梠は前を向く。そして興梠からボールを受け取った柏木陽介はペナルティエリア内で巧みにタメを作り、最後は後方から再び走りこんできた興梠がゴール左隅に流し込んだ。

まるでバルセロナのようなテンポの良いパスワークで湘南の守備組織を打開してみせた浦和。

特別湘南の選手が悪い動きを見せたとは思えないが、チョウ・キジェ監督は試合後「0-2にされた残り15分については、我々が点を取れる形を何回か作れて、あれが0-1であればさらに相手に対して圧力をかけられたと思います」とコメントを残し、「いろんな意味でこれが今のうちの実力、力の立ち位置」と話している。

なお、このゴールは『スカパー!』が選ぶ第4節のベストゴール候補としてピックアップされている。

興梠のゴールもあり勝利した浦和は第4節を終え3勝1敗、勝ち点9で2位につけている。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手