オランダ2部ドルトレヒトに所属するファン・ウェルメスケルケン・際のU-23日本代表招集が話題となっているが、お隣ドイツ2部のウニオン・ベルリンでプレーする日系アメリカ代表FWボビー・ウッドもすごい。
12日に行われたデュイスブルク戦でPKを決めたのだが(試合は1-2で敗戦)、
So Bobby Wood has been playing well over the last month. pic.twitter.com/51ZRYVJbhw
— Over There (@socceroverthere) 2016年3月14日
なんと、ここ5試合連続ゴール中、7試合では8ゴールと絶好調なのだ。
現在23歳のウッドは、アフリカ系アメリカ人の父親と日本人の母親の間にハワイのホノルルで生まれた。
幼少期にカリフォルニアを経て渡独し、2011年1月、ドイツ2部の1860ミュンヘンでデビュー。2013年8月にユルゲン・クリンスマン監督のアメリカA代表で初出場を果たすと、昨年6月にはオランダ、ドイツ両代表との親善試合で連続ゴールを記録し一躍脚光を浴びた。
一方、所属クラブでは大迫勇也とチームメイトだった1860時代を含め、ほぼ全くといっていいほど結果を残していなかったが、今シーズンより加入したウニオン・ベルリンで開花の兆しを見せているのだ。
ここ最近の爆発で今シーズンのゴール数を13に伸ばし、得点ランキングも3番手にまで浮上した。アメリカ人としては2003-04シーズンにカールスルーエのコナー・ケイシー(現コロンバス・クルー)が記録した14ゴールにあと1と迫っているとのことだ。
既にアメリカ代表として公式戦に出場しているため、日本代表に入る資格を持たないが、日本人の血を引く彼の今後の活躍に期待しよう。