『Complete Sports Nigeria』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、ローマに所属しているFWサディク・ウマルの獲得に乗り出している」と報じた。
このレポートはイタリアの『La Repubblica』など数紙によるものだという。
サディク・ウマルは1997年生まれの19歳。ナイジェリアの出身であるが、2013年にイタリアのスペツィアに加入し、今季からローマに移籍した選手である。198cmの長身を持つ彼は『NEXTヌワンコ・カヌ』とも言われており、将来を嘱望されているストライカーだ。
UEFAユースリーグでは9試合で5ゴール、イタリアのプリマヴェーラでは7試合で11ゴールを決めており、セリエAでも6試合で2得点をあげた。
アーセナルは彼の獲得に向けて1300万ユーロ(およそ16.5億円)の入札を行ったとのことだが、それは断られているという。ただ、1500万ユーロ(およそ19億円)で手放す準備はあるとも書かれている。
『All Nigeria Soccer』によれば、代理人のモハメド・ラワル氏はアーセナルからの接触を認めつつ、「今のところは何もない」と話しているという。
モハメド・ラワル
「そうだね。アーセナルからの関心はある。しかし、今のところは何もないよ。ローマとのコンタクトはあった。我々は今後数日、数週間の様子を見なければならないね」