『USA Today』など各メディアは「ヴェルダー・ブレーメンのDFクレメンス・フリッツ、MFズラトコ・ユヌゾヴィッチは、意図的にイエローカードを受けたとして罰金処分を受けた」と報じた。

現在ブンデスリーガで13位に沈んでおり、残留を争う立場になっているブレーメン。先週末に行われた最下位ハノーファー96との試合では4-1と勝利を収め、一歩降格圏からは離れている。

山口蛍と清武弘嗣が前線で起用されたということでも話題になったこの試合であるが、もう1つ大きな事件があった。

69分にクレメンス・フリッツ、85分にズラトコ・ユヌゾヴィッチがイエローカードを受け、彼らは今週末のバイエルン・ミュンヘン戦に出場できなくなった。

ところが、試合後のインタビューで、彼らはファウルで「意図的にカードをもらった」として認めてしまったのである。

ドイツサッカー連盟の規律委員会はこの行為に関する公聴会を金曜日に行い、反スポーツ的行為であるとして2名に2万ユーロ(およそ250万円)の罰金処分を科すことに決めたのだ。

今季ドイツ・ブンデスリーガでは、バイエルン・ミュンヘン戦でダームシュタットの選手が5名が出場停止になっていたという非常に疑わしい事件があったものの、これは規律委員会が「故意であるという証拠がない」と判断し罰則に至らなかった。

基本的には外部から故意であるかどうかを判断するのは難しい行為であり、ユヌゾヴィッチとフリッツにとっては全くもって認め損である・・・。

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