アジアカップで初優勝

リオ五輪予選でオーストラリアや中国に苦戦したなでしこジャパン。世界を相手に結果を残してきただけに、まさか「地域予選」で負けるなんてとアジアを下に見る層も多くいたのも確かだ。

しかし、なでしこジャパンがアジアカップで優勝したのは2014年が初、佐々木監督就任以前は1991年の自国開催での準優勝などがあるものの優勝はなかった。

同じくアジア競技大会も初優勝は2010年、上述の東アジアサッカー女子選手権も2008年が初、全て佐々木監督になってからの話なのである。

そもそも、女子サッカーの世界でアジア地域は強豪揃いなのだ。オーストラリア、中国は昨年の女子ワールドカップでベスト8、韓国もベスト16入りを果たしている。予選は非常にハイレベルで厳しいものであるという認識を持たなければならないだろう。

アルガルヴェ杯に参加

毎年テレビ放映もされ注目度の高い大会であるアルガルヴェ杯だが、日本代表は2011年の第18回大会が初めての参加であった。

ワールドカップで優勝

今さら語ることではないかも知れないが、日本代表は2011年の女子ワールドカップで優勝を果たした。佐々木監督は2012年にFIFA女子最優秀監督賞を受賞したが、これはアジア人では初めてのことであった。

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