先週開幕した2016シーズンのJリーグ。

28日にはガンバ大阪対鹿島アントラーズの試合が行われ、鈴木優磨のゴールでアウェイの鹿島が開幕戦を勝利で飾っている。

一方、敗れたガンバ大阪にとってこの試合は市立吹田サッカースタジアムでの初の公式戦だった。

観客席がG大阪カラーに染まります!【明治安田J1 1st 第1節】明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第1節 G大阪vs鹿島は2/28(日)14:05KO!スカパー!・TBSで生中継!http://www.jleague.jp/game/
Posted by Jリーグ on 2016年2月27日

先月14日には名古屋グランパスを招き「Panasonic Cup」という名のこけら落としマッチを開催したが、これはあくまでプレシーズンマッチ。ガンバ大阪にとっての新スタジアムでの公式戦はこの鹿島戦が初であったのだ。

そんな記念すべき一戦をモノにできなかったガンバ大阪だが、他のJリーグクラブは新スタジアムでの初の公式戦でどのような結果を残しているのだろうか?

今回は、新スタジアムで行われる初の公式戦でどのような結果が出ていたのかを調べることにする。

対象となるのは、改修や修繕でリニューアルされたのではなく、新たに建設されたスタジアム。その中から、Jリーグに加盟するクラブが新たにホームとして使用することを決めたスタジアムを記し、その初の公式戦の情報をまとめる。

サテライトリーグやオールスターなどのは対象外とし、あくまでそのスタジアムをホームとするクラブの初の公式戦のデータを調べることとする。

新スタジアムでのホームチームの勝率は、一体どれくらいなのだろうか?

※チーム名は当時のまま
※Jリーグデータサイトを参照

日産スタジアム(横浜国際総合競技場)

▼ホームとして使用するクラブ
横浜F・マリノス

▼開場
1998年

▼公式戦のこけら落とし
1998 Jリーグ 1stステージ 第1節 横浜マリノス 対 横浜フリューゲルス戦(1998年3月21日)

▼結果
横浜マリノス 1 - 2 横浜フリューゲルス(ホームチームの負け)

▼初ゴール
永井 秀樹(横浜フリューゲルス)

▼観客動員数
52,083 人

※Vゴールで決着
※こけら落としは横浜ダービー

味の素スタジアム(東京スタジアム)

▼ホームとして使用するクラブ
FC東京

▼開場
2001年

▼公式戦のこけら落とし
2001 Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第1節 FC東京 対 東京ヴェルディ1969(2001年3月10日)

▼結果
FC東京 2 - 1 東京ヴェルディ1969(ホームチームの勝ち)

▼初ゴール
三浦 淳宏(東京ヴェルディ1969)

▼観客動員数
44,030 人

※Vゴール決着
※こけら落としは東京ダービー

【次ページ】新スタの初戦は「プレッシャー」?