浅野 拓磨(FW/21歳/サンフレッチェ広島)

1月に行われたAFC U-23選手権の決勝・韓国戦で殊勲の2ゴールを決め、“ジャガー・ポーズ”とともに一躍時の人となった浅野。

まだまだ技術面に粗さはあるが、50m5秒台の快速と高い決定力を武器に昨シーズンはJ1王者に輝いた広島で8ゴールを記録した。

ただ得点は全て途中出場からで先発の座を確保したわけではない。今シーズンは尊敬する佐藤寿人からポジションを奪い、エースとしてリオ五輪に臨むことができるだろうか。

井手口 陽介(MF/19歳/ガンバ大阪)

宇佐美貴史が“怪物”と評す、ガンバユースが生んだ傑作。豊富な運動量と正確な技術、判断力によってチーム全体にリズムを生み出す才能の塊のような選手で、ロングレンジのパス、シュートも非常に精度が高い。

ガンバでは遠藤保仁、今野泰幸という百戦錬磨の相手と“日本一厳しいポジション争い”をすることになるが、ACLとの並行で過密日程が続くだけに出番は少なくないだろう。活躍次第ではリオ五輪出場も見えてくるはずだ。

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