アーセン・ヴェンゲル
「一貫性を長年にわたって持ち続けていくことは非常に難しいのだ。それは、非常に厳しい仕事を要求するものだからだ。
他のクラブについて話すことは困難だ。しかし、私にとっては、提供するのが最も難しいものは『一貫性』である。
一旦それがクラブにもたらされてしまえば、誰もが普通のことだと思ってしまう。当然のこととしてそれを受け止めてしまう。
私はそれを理解することは出来る。しかし、人々は我々が2006年に新しいスタジアムへ引っ越したことを忘れてしまうのだ。
我々には他のクラブと比べて半分のリソースしかなかった。ベストプレイヤーを売らなければならなかった。それと同時にトップに留まらなければならなかった。
その後、誰もがそれを忘れている。彼らはただ尋ねるのだ。『なぜ勝てなかったんだ?』と。
私はマネージャーだ。選手とチームがあれば、勝利を届けられる。私は無敗優勝をしたただ一人の男だ。誰もそれを達成したものはいない。
私は良いチームを持っていた。我々は著しい一貫性を持っていたし、職務を遂行し続けていた」
一貫性は「失われたときに分かる」! ヴェンゲル監督が語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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