この画像は、もともとドイツ『Süddeutsche Zeitung』が伝えたもの。
同紙はミュンヘンに本社を置く日刊紙で、バートシュトゥーバーの負傷歴をグラフィックで紹介したのだ。左上に書かれている「Die Verlentzungen des Holger Badstuber」は、「ホルガー・バートシュトゥーバーの負傷歴」という意味だ。
しかし、よく見るとバートシュトゥーバーはこのグラフィック画像に加工を加えている。Verlentzungenの部分をstarkeに書き変えているのだ。
Kleine Korrektur, werte @SZ / @SZ_Sport ... pic.twitter.com/QKJaEvUZUE
— Holger Badstuber (@Badstuber) 2016, 2月 16
starkeとは、英語でいうとstrength。「強さ」のことである。そう、バートシュトゥーバーは自身の負傷歴を紹介するイメージ画像を書き換え、そのグラフィックを自身がパワーアップしていく過程だと書き直したのだ。
加工した写真を添付し、バートシュトゥーバーは「ちょっと訂正しておくね」というメッセージとともにこのツイートを投稿したのだ。なんという強靭なメンタリティだろうか…。
Thanks to Sikander Goldau for sending me this pic!#immerweiter #jetzterstrecht #fanart #PowerON pic.twitter.com/PKrfU91E3t
— Holger Badstuber (@Badstuber) 2016, 2月 15
この他にもバートシュトゥーバーは、パキスタン出身のデザイナーが描いた自身の似顔絵をアップ。
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の人気映画「ターミネーター」を自身に見立てた絵だ。"I'll be back"――その言葉を信じ、少しでも早い復帰を期待したいものだ。