沖縄初のJクラブとして、2014年にJ3へ参入したFC琉球。
薩川了洋監督が率いたここ2シーズンはいずれも9位という成績で、このオフにクラブは新たな指揮官を招聘。北朝鮮代表コーチで昨季は琉球のアカデミーダイレクター兼ジュニアユース監督を務めていた金鍾成(キム・ジョンソン)監督が就任した。
今オフはFW中山悟志が引退するなど大幅な入れ替えがあり、補強面では藤枝MYFCの守護神だった朴一圭に加え、FWパブロ、FWレオナルド、MFフアンという3人のブラジル人選手を獲得。他にも大卒選手を6人迎え入れ新体制下でのチーム作りを進めている。
FC Ryukyu 2016 Mitre Home
その琉球が2016シーズンに使用する新ユニフォームがこちら。
ホーム(1st)はクラブカラーのベンガラ(えんじ)を基調に、昨季大胆に取り入れた沖縄を代表する伝統的なミンサー柄 「五つ四の柄」を今季はボーダーとして採用。「チームとサポーター、チームと地域の永遠のつながり」というメッセージを表現している。
サプライヤーは3年目のMitre(マイター)。
左袖には、沖縄県那覇市が提唱する性の多様性の尊重を謳う「レインボーなは」宣言に賛同するレインボーカラーをデザイン。
性だけでなく国籍や障がいなど様々なバリアを超えてみんなが楽しめるサッカーを推進するという意志が込められている。
昨季チームで唯一全試合に出場した25歳の司令塔、富所悠。今季も引き続き10番を背負う。