4. 極上のアンセム
CLを語る上で欠かせないのが、やはりアンセムだろう。
大会の「賛歌」という位置付けであるこの音楽は、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が演奏したもの。歌詞はUEFAの公式言語である英語、ドイツ語、フランス語の三ヵ国語で構成されており、きわめて荘厳な曲調から時を越えて多くの人に愛されている。
キックオフ前には全てのスタジアムで40秒のショートバージョンが流されるが、ピッチに整列した選手たちはこの曲を静かに耳にする。モチベーションを高めているのだ。
サポーターにとっても試合前のアンセムは特別である。
@ChampionsLeague #LovemyTeam #Galatasaray pic.twitter.com/d9l7CrMEMa
— Tarık (@trkylcnky) 2016, 2月 14
Goosebumps
While we wait for the first goal in #BMGvCity, have a look at @borussia_en's fantastic pre-match choreo! pic.twitter.com/iuiPlde4BQ
— Bundesliga (@Bundesliga_EN) 2015, 9月 30
大一番などでは巨大コレオを披露し、選手たちを後押しするのである。
最近では歌詞の最後の「champions」の部分をスタジアム全体で大合唱するという新しいムーブメントがイタリア方面で広がりつつある(詳細はこちら)。
いずれにしても、試合前の興奮を最大限にしてくれるような視覚的、あるいは聴覚的な演出がCLには用意されているのだ。