『squawka』は「チェルシーに所属しているブラジル代表MFウィリアンは、かつてチームメイトだったMFアレックス・テイシェイラについて語った」と報じた。
今冬のマーケットで大きな驚きを与え続けている中国のクラブ。その中でも最大の額が動いたのが、アレックス・テイシェイラだった。
チェルシーなど多くのクラブが狙っていたと言われる彼は、なんと5000万ユーロ(およそ63.7億円)という滅多に見られない額で中国超級リーグの江蘇蘇寧へと移籍することになった。
シャフタール時代に彼と数年間ともにプレーしていたウィリアンは、アレックス・テイシェイラがブラジル代表に近づく選択肢を取らなかったことを残念がるとともに、シャフタール・ドネツクは非常に難しい相手であると語った。
ウィリアン
(チェルシー&ブラジル代表MF)
「僕は、彼(アレックス・テイシェイラ)の中国での幸運を祈るよ。彼の決定には財政的な面が重要だったと確信している。
彼は非常に良い選手であり、イングランドのサッカーにも簡単に適応することが出来ただろう。
プレミアリーグに、あるいはヨーロッパの国のビッグリーグにさえ来てくれれば、僕は個人的に幸せだったと思う。
そうなれば、彼がセレソン(ブラジル代表)でプレーできるチャンスは増加していただろうからね」
「(シャフタール・ドネツクについて)
彼らは、高い移籍金を支払うことが出来るスモールクラブに選手を売ることを好む。それ以上の金額を支払わない名門クラブよりね。
それはアレックス・テイシェイラのケースだ。それは僕にも起こったことだよ(シャフタール→アンジ・マハチカラ)。
シャフタール・ドネツクと交渉することがどれだけ難しいか、僕は自分の経験から分かっている。クラブを去ることを決意してからの2年間は苦しかった」