『FourFourTwo』は「元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポは、ギャリー・ネヴィルがバレンシアで苦戦していることが嬉しいと話した」と報じた。

かつてラツィオやインテル、チェルシーなどでプレーしたクレスポ。現在はセリエBのモデナで監督を務めており、現在は19位と残留プレーオフ圏内で苦戦中だ。

イングランド時代には現在レスター・シティで旋風を巻き起こしているクラウディオ・ラニエリ監督の指導を受けた経験もあることで知られる。

現場で揉まれている彼は『FOX Sports』に対して以下のように話し、元イングランド代表DFギャリー・ネヴィル氏がバレンシアの監督として結果を出せていないことを喜んでいると明かした。

もちろんこれは本気で喜んでいるというわけではなく、厳しく語っていた批評家に対する皮肉や冗談に近いものだろう。

エルナン・クレスポ

「テレビで試合を観戦するのは、ベンチから指揮を執ることとは全く違っているんだよ。

私はギャリー・ネヴィルがバレンシアで問題になっていることを、結構嬉しく思っているね。彼はテレビの評論家としては過度に厳しい男だったと記憶している」

「(台風の目になっているレスターのラニエリ監督について)

チェルシーで彼に指導されたのは、クラブが選手を多く買い込んで、チームの全てが変わってしまった時だった。

あれは不幸だったね。なぜなら我々はリーグで2位であったし、チャンピオンズリーグでもセミファイナルまで進んでいたんだ。

ラニエリは素晴らしいメンタルワークをレスターでやっているね。選手たちは本当に絶対的な要求の下でプレーしている」

12月に評論家から転身し、リーガ・エスパニョーラのバレンシアで監督を務めることになったギャリー・ネヴィル氏。

彼はこれまでリーガでは9試合勝利なし、コパ・デル・レイでは準決勝ファーストレグでバルセロナに7-0という大敗を喫してしまい、各方面から辞任の要求が発せられている状況にある。

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