ジョゼ・モウリーニョ
「(ロンドンに戻りたいという話があるが?)
私の子供がもっと小さかった頃は、我々はもっと移動することが出来た。異なる国、異なるクラブ、異なるサッカーを経験できた。
しかし、彼らがある種の安定性を必要とした瞬間があったのだ。だから、我々はロンドンに戻るために3年前に決断を下した。
そして、我々はその周辺でプロとしての生活を管理していくのだ。
あそこは生きるためには素晴らしい場所だ。彼らが勉強し、将来を探るためにも。そして家族のためにも素晴らしい街だ。
サッカーは何が起こるか分からないものだ。だから、現時点で私が何処に行くのかは分からない。
しかし、家族としては、その家はロンドンにある。
私はイングランド、イタリア、そしてスペインのサッカーを経験してきた。チェルシー、インテル、レアル・マドリーという世界最高の3チームでだ。
私は競争を必要としていると常に言っている。毎週競争が必要なのだ。
スペインでは驚くべきクラブにいたが、1年に4つの試合だけしかしなかった。バルセロナ対レアル・マドリー、レアル・マドリー対バルセロナだ。その後は、4-0、5-0、5-1、6-1で勝つ試合ばかりだ。
試合に勝つのは簡単だが、しかしリーグを制覇するのは難しい。なぜなら、勝利に勝利を重ねていく2つの怪物が張り合っているからだ。
最終的に、私は100ポイントを獲得してリーグ優勝を果たし、91ポイントでタイトルを獲得出来なかったわけだ。
しかし、イングランドでは75ポイントでリーグ優勝できる。おそらく私は競争を必要としているのだ」
ジャガーに乗ったモウリーニョ、イングランド&ロンドン愛を語る
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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