2位 MFパトリック・ヴィエラ/2002~2005

トニー・アダムズが引退した2002年に正式にキャプテンとなったヴィエラ。アダムズが怪我によって苦しめられたそれまでの過去数年間において、(すでに)キャプテンとして訓練されていた。

キャプテンとしての彼に対する主な懸念はカードの多さだった。だが、彼は感情を相当にコントロールし、3シーズンでカード3枚に抑えた。彼はチームメイトたちを鼓舞するリーダーである一方、対峙する相手には常にファイトを仕掛けた。タックルやベストを尽くすことから逃げることは絶対なかった。

キャプテンとしての3年間で、リーグ無敗優勝に2度のFAカップ制覇を成し遂げた。また、ダブルを達成した2001-2002シーズンの大半もキャプテンであった。アーセナルの選手としての最後のアクションは、2005年のFAカップ決勝でユナイテッド相手にPK戦で勝利を決めるキックを叩き込んだ場面だった。

1位 DFトニー・アダムズ/1996~2002(ヴェンゲル就任後の場合)

“Mr.アーセナル”であったアダムズは1988年からキャプテンだった。あれから時が経過したが、彼の功績をその後の後継者たちは誰一人として上回ることができていない。

1996年9月にヴェンゲルがアーセナルにやってきた当時、アダムズはアルコール中毒を公に告白したところで、衰えたというのが大半の見方だった。それから2年ほど経った後、あのエヴァートン戦での左足ボレーを叩き込んだ。

この1997-1998シーズンはFAカップとの2冠を達成。その4年後にアダムズはチームを再び2冠に導いた。

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