所属選手の過半数がユース出身、J1・J2で最も平均年齢が若いチームとして2015シーズンに臨んだ東京ヴェルディ。開幕から徐々に調子を上げると、24節からの5連勝で一気に3位まで順位を上げた。
ただ、2年目の冨樫剛一監督を含め経験の浅さ故か、一旦歯車が狂いだすと泥沼というパターンにハマってしまい、5連勝以降の14試合ではわずか6得点。結局8位に終わりJ1昇格プレーオフ進出を逃している。
冨樫体制を継続する今季は、前田直輝(横浜FM)、三竿健斗(鹿島)といったリオ世代の有望株に加え、守護神の佐藤優也(千葉)が移籍。一方、昨季違いを見せられなかった外国人選手はアラン・ピニェイロを完全移籍で獲得したほか、新たにFWドウグラス・ヴィエイラ(ナウチコ)が加入している。
Tokyo Verdy 2016 Athleta Home
17日、2016シーズンの新体制発表を行った東京V。5年目のAthletaによる新ユニフォームもお披露目された。
ホーム(1st)は、昨季までデザインしてきたコンドルが羽ばたき、その羽が舞い上がる様子を“柄”として表現。クラブが飛躍する姿を象徴している。
比較的さりげない感じで入れられた“羽”模様。首まわりはVictory、Verdyの「V」をイメージした仕様となっている。