Jリーグは現在オフシーズン中。
2月に入ると各チームとも本格的に始動するため、1月は自主トレーニングに励みつつ自由な時間を過ごすという選手が多いようだ。
そんななか、プレミアリーグを放送する『J SPORTS』では現役のJリーガーをゲスト解説に迎えている。先月末にはモンテディオ山形FW林陵平がリヴァプール対レスター戦の解説を務めていたが、13日のリヴァプール対アーセナル戦では大宮アルディージャFW播戸竜二がゲストとして招かれた。
『大宮アルディージャ 播戸竜二選手 』がプレミアリーグの解説に登場!1月14日(木)午前4:53~ 第21節 リヴァプール vs. アーセナル。お見逃しなく!https://t.co/el0dX5rzMi #ardija pic.twitter.com/WAmVBHlG67
— J SPORTS フットボール公式 (@jsports_soccer) 2016, 1月 12
海外サッカーにも精通し、オフシーズンにはこうした解説業を務めることもある播戸。昨年はマンチェスター・ユナイテッド対チェルシー戦に関する渾身のブログが話題となった(詳細はこちら)。
そんな播戸といえばJリーグでも指折りのトーク力で知られるが、この試合の解説でも存分に視聴者を楽しませた。
なかでも面白かったのは、「ストライカーのタイプ」に関する話。
この試合ではロベルト・フィルミーノが前半早々にゴールを奪い、リヴァプールが先制に成功した。
そんなフィルミーノに対して播戸は「ビッグマッチで決めてますね」と話し、こう切り出した。
「そういう選手いるんですよね。
ビッグマッチでしっかり結果残せる選手と、結構点は取っているけど弱いチームからしか取れないっていう選手と」
これまで様々なチームでプレーし、幾多のストライカーとポジション争いをしてきた播戸には、フィルミーノは「頼れる選手」と映ったようだ。
そんな播戸に対して、実況の西岡明彦氏は「播戸さんはどちらのタイプですか?」と投げかけたのが、これに対する応対がさすがであった。
「僕はどっちもですね!両方」
11分間でのハットトリックを2度も記録するなど、“持っている”選手の一人である播戸。これを自分で言うあたりがいかにも彼らしい!
なお、この試合では他にもレヴィー・クルピや柿谷曜一朗にまつわるエピソードが明かされており、播戸のサッカーに対するパッションが伝わってくるような解説となっている。
気になる方は、再放送あるいはオンデマンドサービスでチェック!