ウルグアイの『Ovación』など中南米のメディアは、「ディエゴ・マラドーナの息子がリーベルへ移籍するかもしれない」と報じた。

ディエゴ・シナグラ、通称ディエゴ・マラドーナ・ジュニアは1986年生まれの29歳。あのマラドーナがナポリでプレーしていた時代に愛人クリスティアーナ・シナグラとの間に生まれたサッカー選手である。

シナグラは11歳の時にナポリの下部組織に入り、U-17イタリア代表に選ばれた経験を持つ。ただナポリでのトップデビューはかなわず、その後もイタリアの下部クラブを転々。これといった成績を残せていないが、過去にはビーチサッカーのイタリア代表としてワールドカップに出場している。

なお、マラドーナ本人は彼を実の息子として認知していなかったが、裁判に敗れた結果シナグラはマラドーナ姓を名乗ることが認められた。実際、自身のSNSのアカウント名も全て「ディエゴ・マラドーナ・ジュニア」で統一されている。

認知していなくてもこの顔を見れば…

実はシナグラは2008年にもリーベルへの移籍を報じられたことがある。父親のマラドーナといえばボカのレジェンドとして知られるだけに、宿敵への加入の噂は大きな話題を呼んだが、この時は結局実現しなかった。

あれから8年の時を経て、晴れて南米王者リーベルへ“禁断”の移籍か!?…と思いきや、今回はリーベルはリーベルでもウルグアイの同名クラブ、リーベル・プレートの話のようだ。

ウルグアイのリーベルは今年のリベルタドーレスに出場するが、報道によればその補強としてシナグラの獲得を目指しているのだという。同国のサッカー関係者がツイッターで伝え、それをシナグラ自身がリツイートした。

移籍が実現すればシナグラは父親が生まれた南米の地で初めてプレーすることになる。ただ2012年以来プロサッカー選手としては活動していないようで、『Ovación』は「マーケティングとして興味深い」と伝えている。

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