先週末、各地でFAカップが行われたイングランド。
フース・ヒディンクが監督に就任したチェルシーは、3部相当の「リーグ・ワン」に在籍するスカンソープ・ユナイテッドと対戦し、2-0で勝利し4回戦への進出を決めた。
Next round #FACup ! Well done @rubey_lcheek on your first goal! Pasamos ronda! Enhorabuena Ruben por tu primer gol! pic.twitter.com/EEmKQ5a5QP
— César Azpilicueta (@CesarAzpi) 2016, 1月 10
ヒディンク就任以降、リーグ戦では全ての試合で先発していたチームキャプテンのジョン・テリーだったが、この試合ではベンチスタート。結局出場機会はなかったのだが、ナイスな心遣いを見せたのだそうだ。
英国『Mail Online』によれば試合後、テリーはスカンソープのドレッシングルームを訪れ、チェルシー選手たちとの交流の場を設けたという。
この試合でチェルシーは2-0で勝利したのだが、1-0で迎えた場面、ラミレスが自陣のペナルティエリア内でケフィン・ファン・フェーンを倒してしまったのだが、スカンソープにはPKが与えられなかったようだ。
この判定が勝負を大きく分けたようで、納得のいかないスカンソープ選手たちは試合後主審に詰め寄り抗議し、怒りを露わにしていたのだという。
そんな3部のスカンソープを見て、このような行動に出たのがテリーだ。
テリーは相手選手たちをチェルシーのロッカールームへと誘い、ユニフォームにサインしたのだという。3部リーグでプレーする選手たちにとって、チェルシーの選手たちと交流する機会はそうないはずだ。
さすがキャプテン、テリーの気の利いたアイディアだった。