『FourFourTwo』は「ベルギー代表FWロメル・ルカクは、エヴァートンに移籍した際には母の言葉が決め手になったと話した」と報じた。
かつてアンデルレヒトで最年少得点王に輝き、チェルシーへとステップアップしたルカク。しかしイングランドではなかなか活躍することが出来なかった。
しかし一度レンタル移籍で所属したエヴァートンに2800万ポンド(およそ48.5億円)で買い取られると、彼の才能がついに復活。ここまでの20試合で15ゴールを決め、リーグ屈指のストライカーとして名を上げた。
彼はインタビューに対して以下のように答え、エヴァートン移籍の決め手、そして今季の活躍に繋がったメンタル面の変化などを明かした。
ロメル・ルカク
「ロベルト・マルティネス監督は3度僕に電話をかけてきてくれた。1回目、2回目は僕が出られなかったので、最終的に答えられて嬉しかったね。
僕は彼と議論した。チェルシーとも話した。そして僕の母とも話したよ。そして最終的に彼女が言ったんだ。
『エヴァートンに行きなさい』
僕はその選択を後悔していないよ。最初のトレーニングセッションから素晴らしかった。彼は僕の側に来て、共に全ての練習に取り組んでくれた。良い何かが起こっていると感じたよ。
今季は本当に素晴らしかった。シーズンの最初のワトフォード戦から、僕は完璧なストライカーに近づいていたよ。強いメンタルがあって、そして……とても一貫性がある。
誰を相手にしたとしても、何をするべきかが分かっている。もし裏のスペースがなければ、ゴールを背にしてプレーする。
得点を取れる方法を見いだせることが分かっている。もっと多くを求めているよ。とても良い感じだからね。
2年前なら、稚拙な試合をしてしまった後は落ち込んでしまっていたかもしれない。しかし今は『今日は僕の日じゃなかった』と考える。今の僕は諦めない。チームが自分を求めた時、結果に繋げなければならないんだ」