29日、ポルトガル1部のベンフィカは「バルセロナからスペインU-21代表DFアレハンドロ・グリマルドを獲得した」と公式発表した。
Grimaldo assina pelo SL Benfica. Bem-vindo! || Benfica sign Grimaldo. Welcome! #EPluribusUnum pic.twitter.com/EH3nbKm9Zg
— Sport Lisboa Benfica (@SL_Benfica) 2015, 12月 29
アレハンドロ・グリマルドは1995年生まれの20歳。2008年にバレンシアの下部組織からバルセロナに加入した選手で、スペインの各年代で活躍してきた左サイドバックである。2011年には15歳と349日というセグンダ最年少出場記録を樹立していた。
その将来性については大きな期待を受けていたものの、これまでトップチームでは一試合も出番を得ていなかった。
今月中旬には既にベンフィカへの移籍に合意したと報じられていたものの、それからしばらく情報が進んでいなかった。
しかし29日になってベンフィカ側が公式サイトでグリマルドとの契約合意を発表。当初の報道では100万ユーロ(およそ1.3億円)と言われていたが、公式発表では150万ユーロ(およそ2億円)となったため、そのあたりの交渉が長引いていたのかもしれない。
契約期間については2021年の夏までとなっており、バルセロナには将来彼が移籍した際の違約金の一部を受け取れる権利があるとのことだ。買い戻し条項の有無については公式には発表されていない。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ