東京駅と言えば、20世紀の終わりに「東京ミリオネア」が企画されてからというものイルミネーション・エリアとして有名だ。東京駅の改装工事に伴いミリオネアは終了したものの、「東京ミチテラス」として新たに生まれ変わると東京駅のライトアップと共に再び話題となっている。
それ以外にも丸の内周辺のエリアは、KITTE、丸ビルなど各ビルがイルミネーションに力を入れている。また、日比谷公園ではクリスマスマーケットが開かれるなど、丸の内エリアをあげてイベントに取り組んでいる。
その中で、今年最も注目されたのが東京駅を中心に各所に設置されたベンチアートだ。
メジャーリーグでプレーする田中将大や江戸幕府を開いた徳川家康をはじめ高田純次、羽生結弦など歴史・職業の壁を越えて11名の著名人が登場。その中には、先ごろ引退を発表したなでしこジャパンの澤穂希選手の姿もあった。
この銅像は、ラグビー日本代表FB五郎丸歩(あのポーズで丸の内オアソに設置)のベンチアートに匹敵するインパクトだ。ベンチに座っているという違いはあるものの、2011年女子ワールドカップ決勝でのゴールシーンを再現したものと言えるだろうか。
確かに比較してみると似ている!人だかりの中で少々小恥ずかしいが、同じポーズで記念撮影したことは言うまでもない。
『東京ミチテラス2015』は明日27日まで実施されている。筆者は7箇所ほどベンチアートを巡ったが、なかなか面白かった。今日、明日、飛び込み参加してみても良いかもしれない。