現地時間8日、カナダで開催されている女子ワールドカップは3日目を迎え、前回王者の日本がグループステージでスイスと対戦。試合は、29分に宮間あやのPKで先制した日本がそのまま1点を守りきり、大事な初戦をものにした。
連覇を目指すなでしこジャパンにとって、まずは最初のヤマを乗り越えた形。そしてスイス戦でももちろん、中盤にはこの選手の姿があった。
この試合で記念すべき日本代表200試合出場を達成した澤穂希。4年前のW杯でチームを優勝へ導き、FIFA年間最優秀選手賞を受賞した36歳のMFは、今大会前に1年ぶりの代表復帰を果たした。
6大会目のW杯出場は男女を通して史上最多であり、この試合でも攻守のバランスを見ながら中盤でどっしりと構え、阪口夢穂とともにゲームを構築。守備でも判断の良さが光った。57分という早い時間に川村優理と交代したものの、今大会もキーマンの一人であることに変わりはない。
そんな彼女が今回のW杯で履いているスパイクがこちら。
5月25日に発表されたadidasの新スパイク『アディダス エース』。その中でも天然芝だけでなく人工芝にも対応したトップモデル、『アディダス エース 15.1 FG/AG』を使用している。
両アウトサイドには日本国旗と「SAWA 10」のプリント。このスパイクをできれば大会最終日まで見たいものだ。
白星スタートを切った日本、次戦は12日(日本時間13日)。初戦でエクアドルに6-0の大勝を収めたカメルーンと対戦する。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ